2006年05月08日
第69話 バスケと米軍放送
沖縄はスポーツが盛んっす。野球やゴルフ、ボクシング、スキューバダイビングなどなど。実は沖縄は全国一と言っていいほどバスケが強い県なんっす。興南高校が全国制覇を連覇した記憶に新しいっす。
その1つの原因と考えられるのがアメリカ統治時代から放送されているFEN米軍放送のテレビです。基地には多くのアメリカ軍人とその家族が住んでいます。その人々に向けて放送されているチャンネルで本国アメリカで流行っているドラマやスポーツなどを放送しています。時々軍服を着たアナウンサーらしき人がニュースを読み上げます。もちろん英語で。
一部受信できない地域もありますが、大きな基地を抱える普天間、嘉手納周辺の市町村は基地の外にある一般住宅のテレビでも受信できます。日本語字幕は当然ありません。
沖縄は本土でNBAが流行るよりもずっと以前に、ほぼリアルタイムでNBAの試合を見ることができたっす。そのせいか普天間、嘉手納周辺の学校のバスケットはNBAの影響を大きく受けたっす。全国大会でも沖縄のバスケはリズムが独特らしいっす。
同じころの日本ではバスケの試合は実際に会場に行かなければ見れなかったわけですから、家庭のテレビでNBAの試合を見ることができたという、その差は大きなものだったと思います。そして、2006年。バスケに新しい風が吹いています。
「沖縄にプロバスケを!」運動が高まっているっす。このブログの管理人「幸作」さんも張り切って応援しているっす。皆さんも応援して欲しいっす。
Posted by 幸作 at 19:00│Comments(0)
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