2006年05月07日
第68話 那覇ハーリー
5月のゴールデンウィークといえば、那覇ハーリーです。沖縄風の手漕ぎ船でレースを行います。今ではお馴染みですが、廃藩置県で禁止されていた時期がありました。復帰後の1975年に復活しました。復活当時は参加者が少なく大変苦労したそうですが、現在では中学生や消防署、自衛隊、青年会、職場代表などたくさんのレース参加者が楽しませてくれます。
那覇のハーリーは糸満ハーレーなど他の地域と違い10人乗り程度のサバニ漁船ではなく、大型の爬竜舟(はりゅうせん)を使うっす。1隻に42名乗り込むっす。那覇ハーリーの最終日には、緑・黒・黄の3隻の爬竜舟が港の中を往復する「御願(ウガン)バーリー」が行われるっす。ゆったりと、歌と音楽を奏でながら海の安全を願うっす。
緑色は「那覇」、黄色は「久米」、黒色は「泊」とされていて、「那覇」は日本、「久米」は中国、「泊」は沖縄を象徴すると言われているそうです。ここにも唐・薩摩・琉球の時代の名残が見て取れます。
今年はアルベルト城間さんのステージがあったっす。夜は打ち上げ花火もあがるっす。出店もたくさん出ていて夏祭りみたいで楽しいっすよ!
那覇ハーリーが終わると沖縄は梅雨入りの時期です。そして、糸満ハーレーのドラの音が鳴ると梅雨が明けると言われています。
Posted by 幸作 at 17:06│Comments(2)
│ちょっと昔話
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あちらこちらから、那覇ハーリーの練習の掛け声が響いてくる。あちらやこちらもう、そんな季節なんだねぇ・・・今年は、第32回なのだそうだ。(これは、去年の那覇ハーリーのポスタ...
ハーリーの賞品は?【沖縄・八重山探偵団】at 2006年05月07日 18:14
この記事へのコメント
那覇ハーリーの復活が75年・・・
だから今年が32回目なんですね。
だから今年が32回目なんですね。
Posted by びん at 2006年05月07日 18:17
びんさん、コメント有難うございます。
復帰の年が1972年(昭和47年)ですから復帰後数年は那覇ハーリーは無かった事になりますね。だからでしょうか県内のほかの地域では、ハーリーは旧暦5月4日に行うのに対して、那覇ハーリーはゴールデンウィーク期間の新暦5月4日前後に行っていますね。
どうせ復活させるなら観光の目玉にしちゃおう!って事だと思います。結果的に那覇ハーリーは全国的に知れるようになって大成功!32年も続くイベントになりました。すごいぞ!那覇市!
復帰の年が1972年(昭和47年)ですから復帰後数年は那覇ハーリーは無かった事になりますね。だからでしょうか県内のほかの地域では、ハーリーは旧暦5月4日に行うのに対して、那覇ハーリーはゴールデンウィーク期間の新暦5月4日前後に行っていますね。
どうせ復活させるなら観光の目玉にしちゃおう!って事だと思います。結果的に那覇ハーリーは全国的に知れるようになって大成功!32年も続くイベントになりました。すごいぞ!那覇市!
Posted by 幸作 at 2006年05月07日 21:26