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昔話ではありませんが、沖縄がアメリカ統治時代から本土復帰にかけて起こったことを 『沖縄ちょっと昔話』 として紹介したいと思います。日本復帰前に沖縄に生まれ、関西にも住んだことのある私が経験した、カルチャーショック的なお話を紹介します。

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2005年11月14日

第3話 台風

第3話 台風
これは台風じゃなくて竜巻でした。失礼

第3話 台風
 京都に暮らしていたころ初めて台風に直撃されました。
で、気が付いたんですが京都と沖縄では台風に対する覚悟というか姿勢が違います。

まず一つ目、京都では休まない。
 電車やバスがとにかく頑張って動きます。
交通機関が頑張るからサラリーマンは休むいいわけができません。
したがって、いつもと同じように出勤して仕事に励む。
心の中は「帰りの電車あるやろか?」と、不安でいっぱいなのに......。
案の定、その日の夕方は電車が止まり、帰れない人だらけでした。お気の毒(-_-;

 沖縄ではすぐ休みます。なにせ、唯一の公共交通機関のバスが止まっちゃいますから。
さらに、一昔前は台風のたびに停電することも当たり前でした。
そうなると、学校も会社も完全にマヒしますので、いっそのこと休んでしまいます。
停電に関しては、ちょっとましになったかな。(沖縄電力さんに感謝!)

まあ、一日すれば台風は過ぎ去ってしまいますから、無理をして怪我や事故などを起こすより、じっとしているほうが得策です。
沖繩の人間はあきらめが早いと言われるのはこの辺が原因なのかもしれません。

二つ目、京都では台風に対する準備をしていない。
 台風というのは地震や雷と違って、進行方向や強さなど、ある程度予測ができます。
沖繩では、台風が近づいてくるとそれなりの買い物をしたり建物に強風対策をします。
 ところが京都ではとくに何の準備もしていません。懐中電灯や缶詰類を家に置いてない人が多い。
冷蔵庫を過信してはいけません。停電したらただの箱です。

こんなことがありました。京都のとある会社の社内放送。
風速40m以上の台風が最接近したときに、そとにも聞こえる音量で
「風が非常に強いので、外にでないでくださ~い!!」と叫んでいました。

ここは小学校かいな? (^^; そんなこと見りゃ分かるっちゅうねん
それよりも「現在の台風の状況」とか、「交通機関の運行状況」とか今後の状況判断の材料を言ってくれ ないとねえ。帰れずに困った人の身にもなって欲しいもんです。

 



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