第141話 外人住宅
沖縄には『外人住宅』と呼ばれる住宅があります。その名のとおり外人向け、主にアメリカ兵や、その家族むけの賃貸住宅です。
アメリカ統治時代に作られたらしいっす。当時、基地内にもアメリカ兵のための住宅はあったっすが、足りなかったらしいっす。
今でも基地周辺の嘉手納町、沖縄市、宜野湾市、浦添市、北谷町、北中城村、読谷村、他にもあちこちで見ることが出来るっす。
コンクリート平屋作りで、土足で上がれるのが特徴です。芝生の庭と駐車場が標準装備で、通りもどこかアメリカッチクです。
沖縄のコンクリート建築の発祥とも言われています。
本土復帰前の昭和30年~40年代に立てられた住宅が多いっす。古くなったのでアメリカ兵も最近ではあまり住まなくなったっす。
しかし、ここ最近はリフォームをしておしゃれなカフェや雑貨屋さん、エステやネイルサロンなど、今風なお店が増えてきて、注目を浴び始めています。
店長!ここのカフェ、ランチしてるっすよ!
お・・・美味しそうっす~~~!
おお!値段も手ごろだな!
今日はここでお昼にするか。
わ~~~い(^^)
ゴチになるっす~
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