第104話 年越しソバ
沖縄で年越しそばは言うまでも無く『沖縄ソバ』です。三枚肉またはソーキとカマボコ、島ねぎそして、蕎麦粉を全く使わない沖縄そばの麺。これらを豚骨とカツオだしであわせたスープで頂きます。
年越しそばまで『沖縄ソバ』なんて、本当に沖縄ソバが好きなんっすね、ウチナーンチュって!
もともと、沖縄には「年越しそばを食べる習慣」はありませんでした。沖縄の本土復帰以前、1960年代から「年越しそば」は一般に普及し始めました。本土復帰への憧れが高まっていたせいなのかもしれません。
オジイ、オバアの中は年越しにソバを食べるより『中身汁』や『ソーキ汁』を食べるひともいるっす。どちらも、お祝いの時には縁起の良い食べ物ですから、オジイ、オバアにはこっちの汁のほうが自然なんっすね。
このブログ『沖縄ちょっと昔話』を、今年一年可愛がって下さって有難うございました。来年も「ちょっとづつ」お話を続けて行きたいと思いますので、ご声援よろしくお願いいたします。
みなさん、良いお年をお迎えくださいっす!!!
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